天皇杯、皇后杯の北海道代表選考を兼ねている第55回北海道ソフトテニス選手権大会
は7月6日、北海道ソフトテニス連盟の主催ゲームとして苫小牧市・緑ヶ丘テニスコートを
会場に開催された。
大会には、一般男子72組、一般女子34組、成年男子16組、成年女子16組、シニア男
子1部20組、シニア女子1部41組、シニア男子2部16組、シニア女子2部18組、シニア
男子3部11組の9種目に計244組・488名の選手が参加して行われた。
一般男子は、72チームが参加して熱戦が展開されたが、最近、実力を付け先日の学生
大会でも優勝した佐藤・坂本(函館大)がどこまで通用するか。また、ここ一、二年の道内
チャンピョンである高橋・綱淵組(札学院ク・札学大)の二連覇なるかに興味がもたれたが
結果は高橋ペアが現在の充実した力量そのままに二連覇を達成した。
一般女子は、道内から34チームが参加して開催されたが、予想どおり準決勝からオール
札幌龍谷学園高校が残り、藤田・高塚さ(3年)、谷岡・渡辺(2年)、伊藤・高塚(2年)、佐
々木・小沼(1年・2年)の4組による龍谷対決となったが、今回は、藤田・高塚さ(3年)が
先輩の意地と貫禄を見せ、同じ札幌龍谷学園高校の佐々木・小沼(1年・2年)を退け優勝
した。(藤田は個人的には二連覇)
成年女子は、静内町在住・藤沢澄江 (静内町・日高連盟。ペアは13年菅原、14年梅根)
が新ペアである中沢(函館クラブ)と組んで出場、個人として三連覇達成なるかに注目が
集ったが、残念ながら予選リーグで丹羽・滝本(苫小牧市・ファジークラブ、元龍谷高校・滝
本奈緒の母)に敗退し、思いは届かなかった。
なお、成年男子の桜本守(札幌市)・谷口秀幸(帯広市)は大会三連覇の偉業を達成した。
選手約500名が参加しての開会式は壮大
開会式での札幌龍谷学園高校
優勝カップを返還する高橋・綱淵組は今年も優勝した
●一般男子
高橋英行(札幌市・札幌学院クラブ)、綱淵登(札幌市・札幌学院)
●一般女子
藤田悠、高塚さやか(札幌市・札幌龍谷学園高校)
●成年男子
桜本守(札幌市・白石クラブ)、谷口秀幸(帯広市・帯広連盟)
●成年女子
山本みどり、宮川里子(札幌市・葵クラブ)
●シニア1部男子
吉本安男、木戸場寧(北見市、美唄市)
●シニア1部女子
千葉晴美・青木道子(小樽市・小樽女子クラブ)
●シニア2部男子
寺西勉(旭川市・旭川JR北海道)、石橋清夫(旭川市・旭川大成クラブ)
●シニア2部女子
畑山博子(札幌市・もみじ台クラブ)、岡笙子(登別市・ワァインクラブ)
●シニア3部男子
須摩篤彦(札幌市・琴似クラブ)、中鉢博(札幌市・Nワンクラブ)
苫小牧名物、王子製紙の煙突と煙が見える緑ヶ丘コート。平成9年、全小の全国大会を思い出す
札幌龍谷学園高校OBの福田(実業団・ナガセケンコー)も応援に。福田は平成11年〜平成13年、 この大会三連覇
の記録を持つ(右隣は佐々木舞のお母さん)