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          甦る思い出

         
          
平成10年7月25日、全日本小学生ソフトテニス選手権大会、個人戦。準決勝で埼玉県代表、エース河原・工藤と対戦する北海道〜
               佐々木舞・高塚みなみ。

         
          
芝東団体戦、高橋・上原ペア、対戦相手は不明。右から工藤、河原、高橋、中山、坂上、中尾(現健大高崎)等の埼玉
               代表がずらりと顔を並べている


          
          
これから開会式が始まるところ。沖縄県選手は寒さで風邪をひき大会には出られなかった。若い広島監督が懐かしい

          
          
 
優勝した北海道Aチーム 下段左から三宅、福田、谷岡、林、上段左から高塚、森、佐々木、北出



         昨年からの目標で、一度はハイスクールジャパンカップにと憧れ大会出場であったが、
予選リ
        ーグ、初戦である埼玉県上尾高校/河原・田岡に2−4
、続く河原・田岡は、予選リーグの勝ちを
        意識したのか、愛知県豊田大谷/佐藤・中島にファイナルの接戦となったが最後は勝ちを収め
        た。
 
         何故か第一試合、谷岡ペアは気合が不足しているようにも見えたが、第二試合はふっ切れた
        のか、豊田大谷戦は谷岡が打ちまくり、渡辺もボレーを決め、第一ゲームとは別人の本来の動き
        で4−0で完勝。しかし、時、既に遅く決勝リーグへとは進めなかった。

         前にも紹介したことがあるが、この一回戦で当たった河原たちとは平成10年7月、小学生六年
        生に北海道苫小牧市で開催され第15回全日本小学生ソフトテニス選手権大会・団体戦で北海道
        対埼玉県戦を準々決勝で戦っている。

         決勝等が行われた日は、小雨が降り、それでなくても寒い苫小牧市が7月とは思えない気温と
        なり、沖縄県選手があまりの寒さで風邪をひき、一試合も出れずに沖縄へと帰ったことをを覚え
        ている。

         前日の個人戦では埼玉県勢が1位と2位を独占し、将に飛ぶ鳥を打ち落とす勢いで、とても団
        体戦
でも歯が立たないと関係者の間ではささやかれていた。しかし、準々決勝では、一番手〜
        海道〜森・北出が
河原・工藤がにファイナルで勝ち、二番手
佐々木・高塚が高橋・上原に負け、
        1−1のタイブレークとなり、三番手の谷岡・三宅が芝東の坂上・中尾と対戦4−2で何と勝ってし
        まい、その勢いで準決勝へとコマを進め結局、地元での全国優勝を飾った。

         二回目の戦いは、平成12年8月、福岡県福岡市で開催された第31回全国中学校ソフトテニス
        大会・団体戦で準決勝で対戦した。北海道代表・静内第三中学校対関東埼玉県代表・芝東中学校
        戦である。

         静内第三中学校は、一番手渡辺・高塚さやかがファイナルで芝東エースである佐藤・工藤を破っ
        たが、二番手藤田・小池が今大会優勝した澤辺・高橋にマッチを取りながら逆転負けした。状況は
        全小大会と同様に三番手勝負に持ち込まれ、谷岡・高塚みなみが芝東の河原・中尾に途中3−2
        でリードしながら最後は、3−4で敗退し、芝東は結局、決勝で朝倉・川原のエースを抱える北信越
        石川県代表・能都中学校に、1−1となったが勝負強い河原・中尾が最後は圧勝し、2−1で勝利、
        優勝した。
   
         本大会、この時の澤辺・高橋が優勝し、谷岡布美と河原由実が再び対戦し、勝敗は別にしてと
        ても懐かしく、互いに成長し、晴れの舞台に立つことが出来た喜びを感じた。ましてや澤辺・高橋
        が優勝したと聞き、無条件で嬉しくなった。
         (続く。次は立志館広島・加藤編)


 
平成12年8月23日、全中福岡大会で団体戦三位。準決勝の埼玉県芝東中戦は全試合がファイナルゲームの接戦となった