刈取り後のトウモロコシ畑で採食するオオハクチョウ、マガン、ヒシクイ等、水鳥の群れ (4月10日・千歳市美々)
群れの中にアメリカコハクチョウ2羽を発見 (4月10日・千歳市美々)
当日(4月9日)、ウトナイ湖サンクチュアリ(ネイチャーセンター)の壁伝いを往来するエゾリス。自然に溶け込んだ環境に改めて驚かされる
サンクチュアリの中村チーフレンジャーも入り記念撮影。日本白鳥の会は、いつも笑顔でいい雰囲気
3月11日発生、東日本大震災で被災した会員も少なくなく、中には未だに行方不明と
なっている会員も含まれていると聞く。心よりご冥福をお祈りしたい。
また、これに起因、不参加を余儀なくされた方もおり、参加者数減など様々な形で余
波を受けながらも予定通りに平成23年4月9日~10日、日本白鳥の会総会・研修会が
日本屈指の水鳥の楽園、国内サンクチュアリ第1号、渡り鳥の重要中継地など、様々な
称号を併せ持つ北海道苫小牧市ウトナイ湖を会場に開催された。
参加者の中には、福島県福島第1原発より20km、第2原発より僅かに6kmの至近
距離、楢葉町に住み、現在(8月21日)も東京都で避難生活を余儀なくされている佐久
間拓城氏もおり、元気な姿は、逆に皆を勇気づけた。
また、今年は研究発表者が7名にのぼり、時間の都合で取りやめた会員も出るなど、
質量も共に充実、内容も多岐にわたるなど、アカデミックな大会ともなった。
なお、参加者数は、遠く滋賀県、長野県、神奈川県など計24名(会員21名)。
以下は、大会終了30分前に友情出演?で姿を見せたアメリカコハクチョウなど、写真
59枚と関連新聞記事8枚、計67枚の写真による開催記録。(8月23日~4枚追加)
1.開催日
平成23年4月9日(土)~10日(日) (最もハクチョウが集結する4月上旬に合わせて開催)
2.会 場(役員会・総会・研修会場)
日本野鳥の会・ウトナイ湖サンクチュアリ ネイチャーセンター (苫小牧市植苗150番地3)
3.宿泊会場
プラザホテル・ニュー王子 (苫小牧市表町2丁目1番30号)
4.現地視察
環境省・ウトナイ湖野生鳥獣保護センター(苫小牧市字植苗156番地26)
5.場所
⑴.研修会・総会~日本野鳥の会・ウトナイ湖サンクチュアリ ネイチャーセンター
⑵.宿泊・懇親会~プラザホテル・ニュー王子
6.日程
●1日目
12:00~14:00 受 付 (ウトナイ湖サンクチュアリ ネイチャーセンター)
12:30~13:30 役員会 ( 〃 )
14:00~17:00 研修会 ( 〃 )
17:10~17:30 移 動 (マイクロバス)
19:45~20:15 懇親会 (プラザホテル・ニュー王子9F~ロレーヌ)
●2日目
7:00~8:00 朝 食 (9F~プラウ)
8:15~8:35 移 動 (マイクロバス)
8:45~9:45 総 会 (ウトナイ湖サンクチュアリ ネイチャーセンター)
10:00~12:00 現地研修 (野生鳥獣保護センター見学20分、ウトナイ湖及周辺をマイクロバスで観察40分)
12:00 解散・移動 (マイクロバスで千歳空港まで移動)