平成22年度  第35回 日本白鳥の会研修会「北海道苫小牧市ウトナイ湖大会」 第39回 日本白鳥の会総会


<開催リポート>


 刈取り後のトウモロコシ畑で採食するオオハクチョウ、マガン、ヒシクイ等、水鳥の群れ (4月10日・千歳市美々)


 群れの中にアメリカコハクチョウ2羽を発見 (4月10日・千歳市美々)


 当日(4月9日)、ウトナイ湖サンクチュアリ(ネイチャーセンター)の壁伝いを往来するエゾリス。自然に溶け込んだ環境に改めて驚かされる


 サンクチュアリの中村チーフレンジャーも入り記念撮影日本白鳥の会は、いつも笑顔でいい雰囲気



 
 
3月11日発生、東日本大震災で被災した会員も少なくなく、中には未だに行方不明と
なっている会員も含まれていると聞く。心よりご冥福をお祈りしたい。
  また、これに起因、不参加を余儀なくされた方もおり、参加者数減など
様々な形で余
波を受けながらも予定通りに平成23年4月9日~10日、
日本白鳥の会総会・研修会が
日本屈指の水鳥の楽園、国内サンクチュアリ第1号、渡り鳥の重要中継地など、様々な
称号を併せ持つ北海道苫小牧市ウトナイ湖を会場に開催された。

 
参加者の中には、福島県福島第1原発より20km、第2原発より僅かに6kmの至近
距離、楢葉町に住み、現在(8月21日)も東京都で避難生活を余儀なくされている佐久
間拓城氏もおり、元気な姿は、逆に皆を勇気づけた。
  また、今年は研究発表者が7名にのぼり、時間の都合で取りやめた会員も出るなど、
質量も共に充実、内容も多岐にわたるなど、アカデミックな大会ともなった。
  なお、参加者数は、遠く滋賀県、長野県、神奈川県など計24名(会員21名)。
 以下は、大会終了30分前に友情出演?で姿を見せたアメリカコハクチョウなど、写真
59枚と関連新聞記事8枚、計67枚の写真による開催記録。(8月23日~4枚追加)

 ウェブ アニメータ  
本サイトは、今大会、震災の影響で参加出来なくなった会員も 多かったため、関係写真を多用しその模様をお知らせすること により、会員皆でこの大会を共有して頂けたらとの想いで制作 したものです~大会幹事 



 <日程等>

 1.開催日
    平成23年4月9日(土)~10日(日)
 (最もハクチョウが集結する4月上旬に合わせて開催)
  
 
2.会 場役員会・総会・研修会場)  
   日本野鳥の会・ウトナイ湖サンクチュアリ ネイチャーセンター (苫小牧市植苗150番地3)
 
 3.宿泊会場
   プラザホテル・ニュー王子 (苫小牧市表町2丁目1番30号)

 4.現地視察
   
 環境省・ウトナイ湖野生鳥獣保護センター(苫小牧市字植苗156番地26)

 
5.場所
  ⑴.研修会・総会~日本野鳥の会・ウトナイ湖サンクチュアリ ネイチャーセンター
  ⑵.宿泊・懇親会~プラザホテル・ニュー王子

 
6.日程
  ●1日目
    12:0014:00  受 付 (ウトナイ湖サンクチュアリ ネイチャーセンター)
    12:3013:30  役員会 (  〃  )
    14:0017:00  研修会 (  〃  )
    17:1017:30  移 動 (マイクロバス)
    19:4520:15  懇親会 (プラザホテル・ニュー王子9F~ロレーヌ)
  ●2日目
     7:008:00    朝 食 (9F~プラウ)
     8:158:35    移 動 (マイクロバス)
     8:459:45   総 会 (ウトナイ湖サンクチュアリ ネイチャーセンター)
   
10:0012:00  現地研修 (野生鳥獣保護センター見学20分、ウトナイ湖及周辺をマイクロバスで観察40分)
    12:00         散・移動 (マイクロバスで千歳空港まで移動)