残留ハクチョウ


その年にもよるが、おおよそ1〜3羽程度が北帰行で帰らず、静内川を中心としオオハクチョウ
が越冬する。
羽部分の怪我によりシベリアまでは帰れないハクチョウが残るが、全く飛翔できない訳ではなく
5〜6km程度であれば移動可能で、シーズン中に静内川河口域、古川、浦和地区などを往来す
る例も観察されている。

また、平成23年8月には、新ひだか町三石地区の鳧舞川でもオオハクチョウ2羽を目撃しており、
日高地区でも越夏する個体数が増加傾向にある。



 静内川河口域で確認された2羽のオオハクチョウ


 2008年は、3羽が無事に秋まで生息した(古川)


 古川でマガモ幼鳥と一緒に羽繕いするオオハクチョウ


 10月初旬、新ひだか町静内の浦和地区で確認された1羽、嘴パターンから静内川河口域で確認されたものと同一個体であることが判明


 古川河口域で雑草を採食するオオハクチョウ1羽