写真で紹介・静内のハクチョウ


越 冬 編



 新ひだか町静内でのハクチョウは、種類はオオハクチョウでコハクチョウは稀である。
 
かってアメリカコハクチョウが11シーズン越冬したことがあったが、それ自体珍しいことで、
 コハクチョウすらあまりいないのにという状況である。
 越冬は、10年程前は大半が静内川河口域で越冬していたが、現在は昼間に河口域に残
 っているのは時期にもよるが2〜3割程度と減っている。理由は地球温暖化により周辺の
 牧場の牧草地でも採食が可能となったことによる。



 かっては採餌に頼っていたハクチョウも現在では、その依存度は減っている(静内川河口域)


 ごらんのとおり種別はオオハクチョウが大半


 2月を過ぎると空中での飛翔が多くなる

 新ひだか町静内では、水田での採食はあまりなく、殆どが牧草地で牧草を食する


 2〜3月、降雪の少ない郊外の牧草地へと遠出し採食するオオハクチョウ