2.主な渡来地



   


オオハクチョウ、コハクチョウは、シベリアから渡って来て日本のどこで
越冬しているのでしょうか。
この2種は、繁殖地(春~秋)、そして国内での越冬地(秋~春)も同じ
場所ではありません。つまり、同じハクチョウでありながら種類が違う
ので当然、生息地など生態も異なってきます。
大別するとオオハクチョウは北海道、東北地方。コハクチョウは、北陸
地方と東北地方。
日本を代表するハクチョウ渡来地をオオハクチョウ、コハクチョウに分
けて写真でご紹介します。




<オオハクチョウ>
北海道別海町 「野付湾」
道東地域であり河川・湖沼は結氷するため、大半が海上で生息する



北海道厚岸町 「厚岸湖」
道東地方、天然の内湾である厚岸湾、アマモが分布している場所で越冬



北海道新ひだか町静内 「静内川」
道南地方にある静内川は、冬でも結氷しないため多くの水鳥が越冬。道内河川では越冬数が最も多い



岩手県北上市大堤  「北上川」
オオハクチョウ、コハクチョウ、アメリカコハクチョウの3種類が越冬、特にアメリカコハクチョウは個体数も多く有名



宮城県栗原市・登米市 「伊豆沼」
水鳥の楽園伊豆沼は、オオハクチョウとコハクチョウが越冬。特にマガンは国内越冬の約8割がここに生息



宮城県大崎市 「蕪栗沼」
近年はハクチョウ、マガンなどが伊豆沼より個体数が多くなりつつあり注目されている



山形県酒田市 「最上川」
大河最上川の広い河口域でオオハクチョウ、コハクチョウの両方、合わせて約一万羽が越冬する