2007(平成19年)・春


まだ、一面雪野原で成果なし

 14日は吹雪で視界も悪く観察条件は最悪


 いつもの定番、採食場所もご覧のとおり雪野原


 シーズン初めでオオヒシクイの姿も確認できたのは僅かに300羽未満とまばら


 南の国からやって来たヒバリも予想外の降雪で餌を探すのに一苦労


 沼岸で一休みするオオヒシクイ


 ムクドリも積雪が多く、餌探しが大変


 餌を求めてやってきたエゾシカの親子、私は浦幌町では初めての遭遇


 降雪の少ない場所を探して採食するオオヒシクイ




 
例年より少し早めの十勝を訪れたが、予想以上に降雪量が多く、更に訪れた初日の4月14
日は吹雪という悪天候。翌日は晴れたもののオオヒシクイ、マガンとも個体数は少なく、これま
での観察で最も少ない
300羽未満であった。
 また、最大の目的である標識鳥も残念ながら一羽も確認できず。オオヒシクイを目当てに十
勝を訪れこれで10年目となるが、最も寂しい結果となった。

※観察日〜4月14日〜4月15日
※観察地〜浦幌町全域、豊頃町全域
※標識鳥〜なし
※希少種〜なし



4月14日 吹雪
12:30〜豊頃町幌岡地区・大沼を訪れるがオオヒシクイ約50羽を確認。沼は水草も少なくなった感があり、
      表情を変えたように印象を受けた。の声のみ聞こえる。天候は良い
13:00〜三日月沼にはオオヒシクイが10羽程度と少ない。やはりシーズンがまだ、早いのか。
14:48〜
再び、三日月沼を訪れる。周辺の牧草地、レーントコーン畑などにも鳥影なし。
15:00〜共栄地区で、この日最大の群れ約80羽を発見。


4月15日 曇り
10:30〜この時間から午後3時まで観察するも記述に値する観察結果はなし。寂しい限り。今回は早めに帰
      路に着く。