沼面には水草が密生しており、少ない開水面には羽繕い後の羽毛が浮い ていた。沼には、カルカモなどのカモが少々とオオヒシクイ100羽程度、羽 根を休めていたが、私が沼に近づくと物音だけで気配を感じ、上空へと舞 い上がってしまうなど、警戒心が強いのは相変わらずであった。