平成18年度全日本実業団選手権大会



静内出身、札幌龍谷学園卒の5選手が大活躍!
全員が準々決勝まで進出、福田・佐々木は優勝に貢献


 実業団、二大ビックタイトルの一つ、全日本実業団選手権大会が今年は、8月4日〜6日、猛暑と
なった東北は秋田県大館市、鹿角市で
開催され、NTT西日本広島(広島県)が初の男女アベック
優勝を達成した。

 このうちは女子は32年ぶりの優勝で、なんとその立役者となったのは新ひだか町(旧静内町)・
で札幌龍谷学園高校卒の福田香織、佐々木舞の二選手。佐々木舞は大庭(就実高校卒)と組んで
決勝戦こそナガセケンコー(東京都)の上原・久保にファイナルで負けたものの、それまでは全勝で
大車輪の活躍。福田香織も熊谷とペアを組み、三番手勝負となった準々決勝以降、全勝の活躍、
決勝戦でも1−1となった後、ナガセケンコー河野・中川
を4−1で撃破、優勝に大きく貢献した。

 更に、今大会、同じく新ひだか町(旧静内町)出身・札幌龍谷学園高校卒の高塚みなみがタカギ
セイコー(富山県)から出場し
準々決勝まで勝ち上がり、これまた鈴木とペアを組み、準々決勝で
はエース上原・久保を敗るなど活躍。

 また、佐々木舞の実姉、佐々木恵が所属するサンライフ(京都府)
も、エースペアとして出場、こ
れまた準々決勝まで勝ち上がり、惜しくも後一歩で準決勝進出を逃がした。

 一方、男子でも東邦ガス(愛知県)で石川洋平選手が、準々決勝で準優勝の枚方信用金庫(大阪
府)で敗れたものの、予選リーグを勝ち抜き決勝リーグでベスト8に入った。

 このように本大会に出場した新ひだか町(旧静内町)出身、札幌龍谷学園高校卒(女子)選手は
合計5選手で、全て準々決勝まで勝ち進むという大活躍ぶりで人口三万人未満の小さな町から
、こ
れだけ多くの選手が出場するのは快挙と言える。






 いまや、佐々木舞と大庭(就実高校卒)と新ペアはチームの大黒柱



 社会人参戦一年目で早くも大活躍の佐々木舞、強力なシュートボールは圧巻だった



 佐々木舞とペアを組む大庭、高校時代は杉本とのコンビでインターハイなど数々の大会で活躍



 NTT西日本広島チーム。右から中本監督、熊谷、渡辺、佐々木舞、福田香織(手前背中)