●中村・新谷　（信愛女短大附／和歌山県）�C　−　０　佐藤・太田（光星学院／青森県）

●水間・高梨　（常盤木学園／宮城県）　　　�C　−　１　原　・井口（山陽女子／岡山県）

●深谷・森原　（広島女子商／広島県）　　　�C　−　３　永井・上田（淀ノ水／大阪府）

●稲積・沼口　（高岡商／富山県）　　　　　　�C　−　１　後藤・阿知波（豊橋中央／愛知県）

●　備・福澤 　（鹿児島女子／鹿児島県） 　�C　−　２　弓野・形山（就実／岡山県）

●柏原・阿部　（松山商／愛媛県）　　　　　 �C　−　１　青木・竹崎（広島女子商／広島県）

●古宮・宮下　（健大高崎／群馬県）　　　 　�C　−　２　山�ｱ・増田（信愛所短附／和歌山県）

●赤松・向井　（近大高専／三重県）　　　　 �C　−　２　川畑・岡田高田商（奈良県）









●中村・新谷　（信愛女短大附／和歌山県）�C　−　２　水間・高梨　（常盤木学園／宮城県）


●稲積・沼口　（高岡商／富山県）　　　　　 �C　−　３　深谷・森原　（広島女子商／広島県）


●　備・福澤 　（鹿児島女子／鹿児島県） 　�C　−　３　柏原・阿部　（松山商／愛媛県）　


●古宮・宮下　（健大高崎／群馬県）　　　 　�C　−　２　赤松・向井　（近大高専／三重県）　









●中村・新谷（信愛女短大附／和歌山県）　�C　−　２　 稲積・沼口（高岡商／富山県）　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 �D　 −　３
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　�D　 −　３
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 �C　 −　２
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 １　 −　�C
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ２　 −　�C
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　�D　 −　３
　　　

---

●　備・福澤 （鹿児島女子／鹿児島県） 　�C　−　１　古宮・宮下（健大高崎／群馬県）　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　�C　 −　１
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　�C　 −　２
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　�C　 −　１
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１　 −　�C
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　�C　 −　１
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　







●中村・新谷（信愛女短大附／和歌山県）　�C　−　３　 備・福澤 （鹿児島女子／鹿児島県）　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　４　 −　�E
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　�C　 −　１
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　 １　 −　�C
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　 ５　　−　�F
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　�E　 −　４
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 �D　 −　３
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　�F　 −　３


　優勝した中村朱里（あかり）は、現在の高等学校選手では、岩田・福田（就実高校）などと同様、間違いなくトップレベル
の選手で、昨年のインターハイでは一年先輩の菊川と組み、準決勝で優勝した杉本(瞳)・大　庭（就実）に �C−２で敗れ
たものの三位入賞、そして春の全日本高等学校選抜大会でも準優勝と文句なしの実績を残し、更にはナショナルジュニ
アメンバーに選ばれているている実力派。

　今回の決勝は予想どおりファイナルゲームに持ち込まれる大接戦となった。ポイントは第６ゲームで、先にリードしたの
は鹿児島女子の備・福澤で、マッチポイントを三度も握り後一歩で優勝という王手をかけた。しかし、肝心なところで備・
福澤にミスを連発、最後の第７ゲームは生き返った中村・新谷が圧倒して７−３で勝利した。
　強力なサーブとストロークが持ち味の備と同じく強気の攻撃的なストロークが持ち味の中村との戦いは、最後の最後で
いつも言うキャリアの差が出たのと、攻めきれる精神的強さを持っている、信愛女短大付コンビが和歌山県としても信愛
女短大付としても初めての個人戦優勝を果たした。

　対する備・福澤 （鹿児島女子／鹿児島県）は、昨年の山口・新宅（鹿児島南）に続き、決勝戦までコマを進めたものの、
これまた昨年同様にファイナルゲームの接戦までいきながら優勝を逃した。しかし、８決めでこれまた優勝候補の一角、
弓野・形山（就実／岡山県）を４−２で打ち勝つなど、今大会の台風の目となったのは立派であった。

　 最後に北海道勢は、完敗の一言。山崎・木多（札幌龍谷学園）、石川・野田（札幌龍谷学園）、北海道のエース、菊池・
武田（旭川北都商業）、鹿本・田中（旭川北都商業）は一回戦負け。大田・福井（旭川北都商業）も次の２回戦負け。三回
戦まで進んだ小池・松尾（札幌龍谷学園）は、群馬県健大高崎の守屋・平山にファイナル負け、中嶋・熊林（札幌龍谷学
園）も清水・高橋に０−�Cで完敗し、二日目の四回戦に一人も北海道勢として進めなかったのは、今大会が猛暑の大阪
と言えどなさけない。残念ながら今シーズンは総体的にレベルが落ちていると言われても仕方ない。。

　いつも書くように、インターハイでは、三回戦から強豪選手が続々登場し、名も知らぬ選手であってもあっと驚くプレーを
展開する。それだけに全国の壁は厚いというべきで、色々な意味でレベルアップを図っていくしかないが、簡単なことでは
レベルアップは出来ないので、根本的なことから変えていくなどの対策が迫られそうだ。