表彰式スナップ
久々に札幌龍谷学園をたたいて優勝した旭川北都商業
男子については、昨シーズンは北海道内では北海道尚志学園が圧勝し無敵振りを示したものの、
全国大会レベルでは春の選抜、夏のインターハイ、秋の国民体育大会と、ことごとく序盤で敗退し数
年前までの成績を維持できなかった。
原因は分からないが、印象で言わせていただくと私の目には勝負への拘り、執着心に欠けていた
ように思えてならない。象徴的なのが千葉・庭山ペアで中学生時代、そして高等学校一年生時には、
ベスト8以上に入るなどの実績と実力がありながら最後の高校三年生に至ると精彩がなかった。つま
り、力はあったが実力を発揮できなかったということ。このペアは小学生時代から殆んどの試合を見
てその実力も知っているだけに期待もしていたが残念であった。
準優勝の苫小牧工業は立派の一言。さぞかし今大会の結果で相当自信を深め、今後、チームもや
る気を出すだろう。インターハイ予選までどこまでチームを仕上げてくるか興味深い。また、直接見て
はいないので北海道尚志学園の1〜2年生は不明であるが、再び伝統の北海道尚志学園の実力を是
非、東北勢に負けないで全国大会で見せて欲しいと願っている。
女子は、私の予想どおりというより残念ながら優勝は旭川北都商業、準優勝が札幌龍谷学園となっ
た。現在の力量からするとそのまま収まった感がする。
旭川北都商業は、実績のある今野、池田、日下の二年生コンビに、全国中学校ソフトテニス大会で
見事、団体戦準優勝を果たした武田、菊地、三浦をうまくミックスさせてのチーム編成で、力量的に言
えば今の北海道チームでは頭一つ抜け出した存在で、この一年間の北海道はこのチームが良くても
悪くても主役を務める存在でここが核となる。それにつけてもこの大会は札幌龍谷学園が9連覇してき
ただけに久々の勝利に気分が良いだろう。
札幌龍谷学園は、今大会から一年生からレギュラーでもあり全日本ジュニアナショナルチームメン
バーの谷岡、渡辺に、同じくレギュラー組みで実力ではチーム一の前衛・高塚、そしてパワフルな伊藤
更に谷本、小沼といった全国大会コンビが揃って卒業。伝説となりつつある高校総体V2メンバーで残
ったのは佐々木舞が一人。後は全員一年生で全国大会で実績のあるのは全国中学校ソフトテニス大
会個人戦準優勝の木多一人。当然のことながら不安視されていたが、準優勝にまでこぎつけたのは
伝統の力とプライド。全国大会での活躍を祈っている。
三位の旭川東も大健闘。よほどの練習を積んで大会に臨んだと思う。4位のとわの森三愛は本大会
絶好のチャンスだっただけに、更なる飛躍を期待したい。
北海道での好プレーが全国大会では当たり前のプレーとなる。決めたと思ったボールが返ってくる。
この試合は勝てると思っていても最後の一ポイントが取れなく逆転される。絶対的な2ペアがいても同
じ実力の3ペアが揃わなくては団体戦は通用しないなど、全国大会のレベルは言うまでもなく高い。
今大会を見た限りでは男女とも上位入賞には厳しい印象が強いだけに、一層の精進をと願っている。
(平成17年1月17日記)
インターハイ予選での巻き返しが期待される札幌龍谷学園