会場は一週間前、ヨネツクスカップが行われたばかりの「きたえーる」
北海道学生ソフトテニス連盟(学生)、北海道ソフトテニス連盟強化委員(社会人)、
高等学校体育連盟(高校生)が選抜した選手が団体戦で戦う「第13回北海道社会人
対学生対抗大会」が12月20日、レセプション、21日、大会の日程で札幌市・北海道
立総合体育センター(きたえーる)を会場に行われた。
この大会は、男子が9組、女子は7組で試合を行い、新ルール、9ゲーム方式で行
われたが、男女共に社会人チームが昨年に引き続き優勝した。
なお、大会の最優秀選手には、優勝した社会人チームから男子が綱渕登選手、女
子は小竹瑠美選手がそれぞれ選ばれた。
実行委員長挨拶
選手宣誓、男子は佐藤雄太(静内第三中学校出身)
●社会人 3−2 高体連
○小竹・田崎(龍谷クラブ) D−2 佐々木・三宅(札幌龍谷学園)
○宇佐美・今野(旭川AGC) D−2 池田・今野(旭川北都商業)
○諏訪・中川(龍谷クラブ) 2−D 藤田・高塚さ(札幌龍谷学園)
○中村・佐藤(札幌白石クラブ) D−4 名和・谷本(札幌龍谷学園)
○横沢・矢野(龍谷クラブ) 1−D 谷岡・高塚み(札幌龍谷学園)
試合前挨拶
龍谷の先輩、後輩対決となった谷岡・高塚み、横沢・矢野のゲーム
高体連はポイントとして計算できる谷岡・高塚みなみ、藤田・高塚さやか以外に三組の内、どれか一
ペアが勝てば勝利出来ることになっていたが、残念ながらどのペアも勝ち残ることが出来ずに昨年に
続き、社会人チームに負けた。
高体連チームの誤算は、谷岡とペアを組んでいる渡辺が風邪でダウンし、いつもの常勝三ペアを組
めなかったことと、佐々木が、この日時点でまだ故障箇所が完治しておらず完全でいないのが響いた。
●学 生 1−4 高体連
○岩筋・佐々木(北海学園大・函館大) D−1 名和・谷本(札幌龍谷学園)
○千葉・渡辺(北海学園大) 2−D 伊藤・高塚さ(札幌龍谷学園)
○今村・山口(札幌大学・浅井学園大) 4−D 佐々木・三宅(札幌龍谷学園)
○渋谷・笹村(浅井学園大) 1−D 池田・今野(旭川北都商業)
○小林・秋元(道教育大札幌) 1−D 谷岡・高塚み(札幌龍谷学園)
試合前から何となく萎縮している学生チーム
一年ぶりに高塚みなみと組んだ谷岡
初めて先輩・高塚さやかとのペアを組んだ伊藤
実力的に差がある学生との戦いは、5番手の名和・谷本が落とした以外は、順当に勝ち進み、終わ
って見ると4−1の完勝。内容的にどうのこうの言う試合ではないが、高体連が5−0で勝って欲しか
った試合。
●学 生 2−3 社会人
○岩筋・佐々木(北海学園大・函館大) 3−D 小竹・田崎(龍谷クラブ)
○千葉・渡辺(北海学園大) D−3 宇佐美・今野(旭川AGC)
○今村・山口(龍谷クラブ) D−2 横沢・矢野(龍谷クラブ)
○渋谷・笹村(札幌大学・浅井学園大) 4−D 中村・佐藤(札幌白石クラブ)
○小林・秋元(道教育大札幌) 1−D 諏訪・中川(龍谷クラブ)
予想に反し(失礼)学生チームが意地を見せて善戦、2−2となり、第五ゲームまでもつれたが、最後
は元全日本ナショナルチームメンバーで実業団リーグでも名門ヨネツクスチームで大活躍した諏訪(札
龍谷学園職員、現龍谷高校女子コーチ)を擁する社会人チームが安定した試合運びで圧勝した。