ウトナイ湖は大半がオオハクチョウ
ウトナイ湖と言えばコブハクチョウ
3月11日発生、東日本大震災に遭われ、現在も余震が続く岩手県・宮城県・福島県をは
じめとする多くの日本白鳥の会会員の皆様に、心よりお見舞い申し上げると同時に、一日も
早い復興がなされることをお祈り致します。
聞けば、被災された会員が東北だけではなく、関東地区にも及ぶなど広範囲であるとのこ
とで、本当に心が痛みます。
さらに、今シーズンは鳥インフルエンザの影響もあり、当該開催地への参加を自粛してい
る会員さんも少なくないと聞き、参加したくても参加出来ない方が多いという現状に鑑み、大
会終了後、このサイトに簡単ではありますが、地元幹事としてのせめてもの思いとして大会
の模様をリポート、掲載させて頂きます。
平成22年度・第35回日本白鳥の会研修会及び第39回日本白鳥の会総会「北海道苫小牧市
ウトナイ湖大会」へのご参加、ご苦労様です。
現地大会事務局として、思い出に残る大会となるべく、開催に先立ち、インフォメーション用と
して案内サイトを作りましたので、参考として頂ければ幸いです。
会場までのアクセス、今まで見られたウトナイ湖周辺のハクチョウの生態、そして開催1ヵ月前
2月9日現在のウトナイ湖の現況などをお知らせ致します。
なお、4月10日頃は、北海道も温かくはなってきておりますが、苫小牧市は一年中、風が強く
気温が低いまちとして知られております。
どうか温かな服装で、お気をつけてお越し下さい。
また、事前に不明点などございましたなら、下記までお電話下さい。
【携帯 (090)9089-3502…谷岡 隆】
ウトナイ湖にハクチョウが集まりだすのが、3月下旬で100羽程度、例年では4月1日~10日
に数百羽が集結する。
マガンは例年、春の渡り国内移動時の最盛期がウトナイ湖では、3月20日~30日頃である
が、朝の飛び出し、夕方のねぐら入り共、最高のシチュエーションである。しかし、4月上旬には
移動し、ウトナイ湖周辺での個体数は減少する。
ハクチョウの個体数は、4月上旬がベストなので天候異変さえなければ、この度の白鳥の会
の総会は、開催時期としては、ウトナイ湖ではこれ以上ないベストシーズン。
また、ハクチョウについては、ウトナイ湖道の駅付近は、フェンスで遮られ、湖面には近づけ
ないが、サンクチュアリ前など、その他での場所での湖面観察は可能。
1.日 時
平成23年4月9日(土)~10日(日) (最もハクチョウが集結する4月上旬に合わせて開催)
2.会場等~役員会・総会・研修会場日本野鳥の会・ウトナイ湖サンクチュアリ ネイチーセンター(〒059-1365苫小牧市植苗150番地3)
℡ (0144)58-2505 Fax(0144)58-2521(土日祝休日のみオープン)
3.宿泊会場
プラザホテル・ニュー王子(〒053-0022苫小牧市表町2丁目1番30号)
℡ (0144)33-6130
Fax(0144)33-9559
4.現地視察
環境省・ウトナイ湖野生鳥獣保護センター(〒059-1365苫小牧市字植苗156番地26)℡ (0144)58-2231
Fax(0144)51-8600
5.場所等の基本的事項
⑴.研修会・総会~日本野鳥の会・ウトナイ湖サンクチュアリ ネイチーセンター
⑵.宿泊・懇親会~プラザホテル・ニュー王子
⑶.交通機関~①千歳空港から宿泊会場間
○千歳空港→プラザホテル・ニュー王子~路線バス(道南バス)
(ほぼ一時間おき、ホテル前まで発車)
○プラザホテル・ニュー王子→ウトナイ湖野生鳥獣保護センター~貸切マイクロバスで移動
②千歳空港から研修会場間
○路線バス(調査中)
③研修会場からホテル間○貸切マイクロバスで移動(2台、1台20名程度)
④ハイヤー
○空港→ウトナイ湖野生鳥獣保護センター (3,000円程度)
○プラザホテル・ニュー王子→ウトナイ湖野生鳥獣保護センター (3,500円程度)
6.日程
●1日目(日本野鳥の会・ウトナイ湖サンクチュアリ ネイチーセンター)
12:00~14:00 受 付(ウトナイ湖サンクチュアリ ネイチーセンター)
12:30~13:30 役員会( 〃 )
14:00~17:00 研修会( 〃 )
17:10~17:30 移 動(マイクロバス2台)
19:45~20:15 懇親会(プラザホテル・ニュー王子9F~ロレーヌ)
●2日目(プラザホテル・ニュー王子、ウトナイ湖野生鳥獣保護センター)
7:00~8:00 朝 食(9F~プラウ)
8:15~8:35 移 動(マイクロバス2台)
8:45~9:45 総 会(ウトナイ湖サンクチュアリ ネイチーセンター)
10:00~12:00 現地研修(野生鳥獣保護センター見学20分、ウトナイ湖及周辺をマイクロバスで観察40分)12:00 解 散
12:00~ 移 動(マイクロバスで苫小牧駅及び千歳空港まで、それぞれ移動)
~次の点にご留意願います~
●会場までは、タクシーをお勧めします
バス停「ネイチャーセンター入口」から、ウトナイ湖サンクチュアリーまでは、正直徒歩で15分は
かかるかと思います。
更に時期的に、サンクチュアリーまでの道路は未舗装区間で、道路は雪解け等でドロドロの状態
となることが予想されます。
空港、JR苫小牧駅からのお越しは、タクシーをお勧めします。料金は空港から3,000円、JR駅
からは3,500円程度でけしてお安くは有りませんが、複数会員との乗車であれば割安です。
なお、御帰りはマイクロバスで空港、駅へとお送りします。
●会場は、ベーシックな建物です
以下の写真でもご紹介しますが、総会・研修会会場となる「ウトナイ湖サンクチュアリー」は、昭和
56年5月日(1981)日本初の野鳥サンクチュアリーとして作られた建物です。
従いまして自然に溶け込むロケーションと古い建物が特徴となっており、一見、サンクチュアリー
とは気づかない雰囲気の中、ベーシックでシンプルなたたずまいで存在しております。
どうか、お間違えのなきようご認識願います。
シェルスタンド横にあるバス停「ネイチャーセンター入口」
千歳空港から見たネイチャーセンター入口(信号のある所)、シェルスタンドが目印。ウトナイ湖先サンクチュアリー看板は小さいので見えない
JR苫小牧(苫小牧市街)方向から見た入口
ネイチャーセンター入口看板、小さいので見落とす時も
設置の案内看板