谷 岡 隆
日本野鳥の会会員
日本白鳥の会会員
北海道野鳥愛護会会員
静内野鳥連絡会会長
(いずれも当時)
●『北海タイムス』新聞(胆振・日高、函館版)
/60回連載
○「静内の野鳥たち」
/平成5年2月23日〜3月24日(20回連載)
○「続・静内の野鳥たち」
/平成5年4月15日〜6月17日(40回連載)
〜連載を終えて〜
きっかけは、北海タイムス静内支局長をしている同級生・高橋英樹からの原稿依頼で
あった。
「野鳥の原稿を書いて欲しい」と支局長。話も性急なら、締切日も明日までと、これ
また随分と急な話。
タイトル、文字数も決まっていなければ、内容も決まっていない。一切を任せるから、
好きなように書いていいという。「白鳥なら、4話くらいはすぐに」「写真も入れた方
が、紙面に厚みが出る」。にわかの相談も早速決まり、突然このシリーズは始まった。
白鳥を書いた後、それなら他の冬鳥たちも紹介してみたいと、相談すると、OKの返
事。ではと、20話を執筆開始。しかし、始めてみると意外、僅か、3日間で原稿終了。
そんなおり、北海タイムス本社から「是非、続いて夏鳥をシリーズで」のラブコール。
そして、「続・静内の野鳥たち」のタイトルで、4月15日から再スタートとなった。
連載が始まってから、「白鳥に食べさせて」とトウキビが入った大きな袋を、3袋も持
ってきてくれた人。
また、「ツバメの巣から雛が落ちたが、どうしたらいいか」など、野鳥に関する問い
合わせも数多く、その反響の大きさにびっくりしている。
ともかく、沢山の人たちに、魅力にあふれた約60種もの野鳥の生態、その存在を知
っていただき、嬉しい限りである。
末筆とつたない写真ではあるが、紹介した野鳥さんたちにこのシリーズ ”気に入っ
てもらえた”だろうか?。少々、心配ではある。
これは、1993年(平成5年)2月23日〜6月17日までの間、当時、発刊さ
れていた日刊新聞の「北海タイムス」(北海タイムス社刊)に合計60回にわたり連載さ
れたものをそのまま再現、このHPに掲載したものです。