研修会・研究発表一覧




 毎年、総会に併せて開催される研修会での研究発表は、日本白鳥の会
会員が現地研修会と合わせ楽しみに待つ事業です。
 内容は、ハクチョウに関する発表は当然ですが、水鳥全般の多岐にわた
った日頃の研究成果を発表するだけではなく、お隣り韓国でのハクチョウ
保護活動などもあり、国内にととまらずインターナショナルな発表の場とな
っています。
 それでは、過去3年間にどのような発表があったのか、タイトル、発表者、
発表内容を紹介します。










●平成25年度 第38回日本白鳥の会研修会  
 
平成26年3月1日、長野県安曇野市
 
       題                名   発   表   者     
     内             容

  水鳥(オオワシ・オジロワシ)の生態とフライウエイ  谷 岡   隆
 (北海道/日高鳥類
  研究所長)
オオワシ等の生態特徴、シベリアから渡り日本への渡りコースの検証
  ハクチョウの生態を追う vol.7   角 田   分
 (山形県/酒田市)
オオハクチョウとコハクチョウとの識別方法や渡りに見られる行動、オオハクチョウの嘴パターン種類など
  第5回国際白鳥シンポジュウムの報告  阿 部   學
 (東京都)

事務局長代読
  浜頓別町クッチャロ湖におけるオオハクチョウとコ
 ハクチョウのペアリングについて
 小 西    敢
 (北海道/クッチャロ
  湖水鳥観察館)
オオハクとコハクの興味深い異種間でののペアリング検証
  諏訪湖の飛来記録(1974年以来40年の記録)  花 岡 幸 一
 (長野県/諏訪湖白 鳥の会)

長野県諏訪湖でのハクチョウ保護観察記録
  白鳥が結ぶ人の輪、心の輪、安曇野・白鳥渡30
 年の記録
 会 田    仁
 (長野県/アルプス 白鳥の会事務局長)

長野県安曇野で展開される獣医師をも含めた独自で活発な保護活動



●平成24年度第37回日本白鳥の会研修会
     平成25年1月19日、滋賀県安草津市

       題                名   発   表   者     
      内             容

  水鳥(冬鳥)の日高山脈越えフライウエイ  谷 岡   隆
(北海道/日高鳥類
 研究所所長)
ハクチョウ、マガモなどが渡でり国内移動をする際、日高山脈を越えていくケースの実例
  ハクチョウの生態を追う vol.6  角 田   分
(山形県/酒田市)

アンダー・ピル・パターン(嘴下)のオオハクチョウとコハクチョウ識別の試み他
  餌付け離れのハクチョウ類のこれからを検証する  荒 尾  稔
(東京都/トータルメ  ディア研究所)
過去54年、ハクチョウ類に生じた2度の大規模移動の経過とその後の動向に関する報告
  ハクチョウ定時定点調査の分析結果  神 山 和 夫
(東京都/バードリサ ーチ)
日本白鳥の会が実施している月一度の全国各地でのハクチョウ定時定点調査のデータを分析
  ハクチョウの衝突事故  望 月 明 義
(長野県/どうぶつ病 院院長)

安曇野におけるハクチョウ衝突事故の経過と詳細な記録。また、獣医師ならではの視点で捉えたその治療方法など
  米子水鳥公園で塒をとるコハクチョウへの冬水田
  んぼへの影響
 神 谷   要
(鳥取県/米子水鳥  公園)

中海のコハクチョウは時代と共にねぐらを変化させ、ねぐらを水辺から冬水田んぼにシフトさせた結果、個体数増となった事例
 韓国落東江河口のハクチョウの飛来状況  Junglok Park
(韓国)

韓国でのハクチョウ渡来地、個体数データ。文化財保護区である韓国落東江河口が縮小された結果の影響例など
 琵琶湖全体の白鳥飛来状況  植 田   潤
(滋賀県/湖北野鳥センター)
湖北、湖西、湖南、塩津、米原地区の琵琶湖全体での個体数変化の状況。ねぐら変化などの事例報告
 高島の白鳥たちは爆竹でどう変わったのか?  村尾嘉彦
(滋賀県/高島市新旭水鳥観察センター)
爆竹、カメラマンなど、ハクチョウへ与える影響はどのようなものであるかを検証
 鳥に国境はない~絆~  廣田光前(滋賀県/虎姫診療所所長)
国境を越えてやって来る渡り鳥ハクチョウの生態を美しい動画で紹介。
 草津湖岸コハクチョウ飛来状況と飛来地の環境  吉 岡 美佐子
(草津湖岸コハクチョウを愛する会事務局長)
琵琶湖でのコハクチョウ個体数減の現状と要因。コハクチョウと人間が共生できる社会の実現を目指す活動事例報告




●平成23年度 第36回日本白鳥の会研修会
   平成24年1月28日、島根県出雲市

       題                名   発   表   者     
    内             容

  クッチャロ湖の白鳥給餌について  小 西    敢
 (北海道/クッチャロ
  湖水鳥観察館)
ハクチョウ類、ガン類の個体数変化。1960年代より始まったクッチャロ湖での給餌は、現在では環境への負荷を考慮し減らして行っている。
  ハクチョウの生態を追う vol.5   角 田   分
 (山形県/酒田市)
稚内大沼から北帰行、日本海側の南下飛来、水中開眼行動、頭下げ飛翔、立ち足踏み採餌など、2年間の生態観察の成果を発表。
  長野県安曇野・諏訪湖に越冬している白鳥たちの
  近況報告
 会 田    仁
 (長野県/アルプス 白鳥の会事務局長)

長野県に渡来し越冬するハクチョウ行動の現況と特徴を報告。
  ハクチョウ定時定点調査のデータベース化  神 山 和 夫
(東京都/バードリサ ーチ)
オオハクチョウ、コハクチョウ個体数の変化と幼鳥率の推移。
  コハクチョウの個体群動態の推計  神 谷   要
(鳥取県/米子水鳥  公園)

米子水鳥公園での若鳥の個体数から個体群の年齢構成推計など。
 白鳥の採餌場(冬季湛水水田)と採食分布からみた
 コハクチョウ
 森   茂 晃
(島根県/ホシザキグリーン財団)

宍道湖での採食地の実態とコハクチョウ個体数変動