昭和48年(1973)、日本各地へ飛来するハクチョウに興味のある人たちが集まり設立された歴史ある
会です。
当時、寒さのため湖沼が結氷、餌不足でハクチョウが餓死する事例などもあり、総会、研究・事例発表、
現地研修会は、情報が少なかった時代、全国からハクチョウ保護活動や観察をしている人たちの貴重
な情報交換の場でもあった。
現在でも、ハクチョウに関する活動を行う日本唯一の団体である。
1973年(昭和48) 国際白鳥会議の開催誘致に向けて、日本各地で白鳥の保護、観察者が集り日本白
鳥の会を設立
1974年(昭和49) 白鳥類定時定点調査開始
1975年(昭和50) 現地研修会の開催開始
1976年(昭和51) ラムサール条約の批准、IWRB(国際水禽調査局)の加盟陳情書を環境庁へ提出
1977年(昭和52) IWRB日本委員会設立・構成団体として協力
1980年(昭和55) IWRB第26回 代表者会議「白鳥と鶴のシンポジウム」開催に協力(開催地:札幌市)
1990年(平成02) ロシア・サハリン州狩猟経営局A.ワノビッチ氏を招聘、サハリンの白鳥について講演
会開催(北海道美唄市・浜頓別町、宮城県若柳町)
1992年(平成04) ベルギー開催の水禽類鉛中毒ワークショップに会員2名派遣(ブリュッセル)
1995年(平成07) ロシア・サハリン白鳥ツアー実施。会員23名参加
1997年(平成09) ロシア北東部オオハクチョウ追跡調査実施
2002年(平成14) 日本白鳥の会ホームページ開設
2015年(平成27) 日本白鳥の会ホームページ・リニューアル
毎年、全国各地のハクチョウ渡来地で開催され、会運営に必要な事業などを協議、決定します。
総会と同時に開催され、ハクチョウ、水鳥について長年研究、調査したきたものを発表します。会で最もア
カデミックな事業で、プロジェクターなどで展開される映像も魅力まの一つです。
総会開催地でのハクチョウの生態を観察、見学します。ガイドは現地を知り尽くしたベテランが担当。ご当
地ならではの情報やエピソードが盛りだくさんで毎年、皆さんが楽しみにしている事業です。
日本各地に飛来するハクチョウの種類、個体数などを毎月一度調査しています。
会員が調査、研究の成果などを投稿、年1回発行、会員に配布されます。
ハクチョウに関する様々な情報、話題を紹介、年一度発行しております。
会広報活動の一環としてオフィシャルサイト・ホームページを運営。また、、メーリングリストによりハクチョ
ウに関する話題をメールで発信リアルタイムでの情報提供がなされています。
「日本ハクチョウ重要越冬地100」
国内でハクチョウが毎年100羽以上越冬している場所を選定、順次当サイトでご紹介します。事業の目的は、
ハクチョウが越冬する主要な場所を選び日本白鳥の会が情報を発信することによ、ハクチョウたちが安心し
て越冬出来る環境づくり、人との共生を可能とするプロジェクトです。
<今後のスケジュール>
2015年 4月30日~事業実施事務局担当による重要越冬候補地の推薦・決定
2015年10月 1日~選定協力員の公募及び重要越冬候補地の推薦・決定
2016年 4 月30日~選定協力員からの写真及び原稿の提出締切
2017年10月 1日~当サイトに掲載予定
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