ウトナイ湖周辺でマガン5万羽乱舞


   平成19年3月10日、北上を続けるマガンを追って静内より約90km離れた、
 苫小牧市ウトナイ湖周辺へと観察に出かけた
  マガン総数は前後の数値ながらウトナイ湖からのねぐら飛び立ちカウントで
 3月9日で50,780羽(ウトナイ湖サンクチュアリ調)をカウントしていることから、
 この日は50,000羽前後が生息していたと思われる。
 
 また、千歳市駒里地区でマガン標識鳥13羽(緑地白文字)を確認した。


3月10日

 ●鵡川町水田にもまだ、5,000羽以上のマガンを確認。
 ●群れの大半は安平町早来、安平町駒里地区に集中しており、トウモロコシ畑や牧草地で採食。駒里地区
   へは3月7日から飛来したが、こんなに多くの群れは初めて。(村田農場談)
 ●ねぐら入り群れは、北方向からも数多くが入って来たので千歳市も恵庭市、長沼町方面にも採食している
   群れが多いと思われた。

 ●この日午後から、千歳市駒里地区で確認したマガン標識鳥は次のとおり。
  
 C02 C42 C58 E10 E62 E70 E89 H13 H17 H32 H38 H58
   KZW?
(全てアルファベットに見えましたが、こんな標識はあるのでしょうか?)





 オオハクチョウが次から次へと本州から移動して来ては羽を休めるこの日のウトナイ湖


 安平町早来富岡にあるアイリスオーヤマ北海道工場近くで採食するマガン群れ、少なくても10,000羽以上はいる


 雁暦12年になるが、さすがにこれだけの群れを見るのは初めて


 採食物は牧草の新芽


 北海道らしい採食地、この水平線の奥に群れが