カナダ少数民族「スコーミッシュ族」舞踊

 ●第15回アイヌ民族文化祭(平成14年11月9日、静内文化センター)

 
 
 北海道の長い歴史の中で培ってきた独自の文化を紹介する第15回アイヌ民族文化祭が
11月9日、全道から600名が参加して静内町で開催された。

 アイヌ語弁論大会のほか、地元、静内町をはじめ、平取町、様似町、新冠町、札幌市、
千歳市などから国の重要無形民俗文化財に指定されているアイヌ古式舞踊をはじめアイヌ
文化の祭典に相応しく、アイヌ語劇、舞踊などが次々と披露された。

 毎年、海外からゲストを呼んでの文化交流もこのイベントの魅力の一つであるが、今年
は、カナダ、バンクーバー郊外に住む先住民族「スコーミッシュ族」スパクワス・スローラ
ム(ボブ・ベイカー団長、12人)による舞踊が披露されたが、その中でスノーバードの
タイトルでハクガンの舞踊が紹介された。

 当日のプログラムには「渡り鳥である白いカナダガンが森を越えて湿原の中の池に戻る様
子を表した唄。舞台に登場する際に歌う」とあり、舞台袖から現れた後、八角形や円形の打
楽器を打ち鳴らしながらハクガンの舞が披露された。

 また、ハクガンの舞のほか、野鳥に関する舞踊はつぎのとおり。

○「ワシたちの集会」〜スパクワスと呼ばれるワシに敬意を表す唄。

○「フクロウの唄」〜平和の唄として知られているが先祖を思い出し、我々が受け継いだ文
 化遺産に感謝を捧げる唄。先祖に対する儀礼の唄でもある。
唄と踊りが披露されている
 間、我々とともにあった先祖の霊に対し、このフクロウの唄を唄うことで、唄と踊りが
 終了することを告げ、帰るべき場所に戻るよう伝える。

 















 スパクワスの舞


 スパクワス(鷲)が飛んでいく雰囲気がよく分かる